自分がADHDだと気づいた経緯(その2)
そんな時、2ch系のニュースサイトでとあるスレを目にします。
【医療】消えるアスペルガー症候群 米診断手引19年ぶり改訂で
いつもならスルーするタイトルですが、アスペルガー症候群に興味を持ち始めていたこともあり、少し読んでみることにしました。しかし、書いてあることはどれもピンときません。途中に出てきたアスペルガー診断テストというのもやってみましたが、16点かそこいらで、ほぼ平均点です。うーんと思いながら、さらに関連スレをいくつか覗いているうちに、下記ページへのリンクを発見しました。
タイトルの通り、ADHDとアスペルガー症候群の傾向を比較した表です。これを読み進めていったところ、ADHDの特徴を示す1つの記述に目が留まりました。
「空気は読むものではない」。
これ、僕が常日頃から言っている言葉、そのまんまです。これまで、何度主張しても、決して他の人からは同意の得られなかった意見。それがここに、そのものずばり、書いてありました。衝撃が走りました。
改めてADHDのほうに意識を向け、注意深く読んでみると、そこには僕の特徴が寸分たがわず列挙してありました。
- 納得しないと行動しない
- 極端に合理的
- 新しい物好き
- 時間を守れない
- 対人関係がドライ
- 自分を有利にするための嘘はつかない
- 「まだ使えるから」という理由で物を捨てられない
正直、驚きました。まさに「誰かが俺のことを、監視カメラで見ているな?」という印象です。今まで「良くも悪くも個性的」と思っていた自分の性格が、実はADHDのテンプレそのものだったとは。これは本当に大発見です。間違いなく、僕の人生における3大発見の1つに入ります。
そしてこの後、憑かれたようにADHD関係の記述を読みあさった結果、僕の性格、能力、悩み、極めつけは一番の趣味まで、さらにさらに多くのことがADHDに関係するのだと判明していきます。